中学3年からの証券投資

私が証券に関わるようになったのは中学3年の時からです。1987年4月に父親から「300万円を自分で運用して大学に行くか、親のスネをかじって大学に行くか決めろ」と言われたのをきっかけに、株式投資を始めたのです。そして、運用を始めて以降、いかに資産を増やしていくかを証券会社のお客様側で考え、2000年10月からは証券マンの立場でいかにお客様の資産を守り、増やしていくかをずっと考えてきました。

現在まで35年が経過していますが、資産運用で成功していくには「心」と「スタンス」が重要だと強く感じています。１つ目の「心」が実は最も重要で「一喜一憂する心を克服していくこと」、２つ目の「スタンス」は「景気循環を捉え、悲観で買い、楽観で売ること」で、その両立こそが、お客様の究極のご意向である「増やしたいけど減らしたくない！」の実現を目指す鍵であると考えています。

たどり着いた「日経平均ETF戦略」

そして、この「心」と「スタンス」の２つを突き詰めていった結果、たどり着いたのが、「日経平均ETF戦略」です。「日経平均ETF戦略」はとてもシンプルで、普段テレビや新聞でよく目にする日経平均株価を対象としたETFを使って、「景気循環を捉え、悲観で買い、楽観で売る」を根本においた独自分析のもとに「安く買い、高く売る」を段階的に行っていく手法です。

一般的には「分散投資×長期保有」が言われていますが、その運用を俯瞰してみると、分散すればするほど平均、長期保有すればするほど平均で「平均×平均＝より平均」となります。このため、「分散投資×長期保有」は根本的に、平均を求める手法と捉えています。私たちはお客様を平均に導くのではなく、平均よりも上に導きたいと思っています。このため、日経平均ETFを対象に「安く買い、高く売る」を行っていく、｢非･分散投資×非･長期保有｣のご提案に自然となっています。シンプルでわかりやすいため、金融や経済の知識があまりない人でも十分にできるやり方であり、年代に関わらず、多くの方に共通する「増やしたいけど減らしたくない！」という究極のご意向をサポートする手法だと確信しています。

マネーブレインの使命

私は、この「日経平均ETF戦略」を、大いなる可能性を秘めた金の卵であると考えています。そしてこの金の卵は、すでに孵化し、歩み始めている段階にあります。金融の世界は得てして「富める者がより富む」という世界でもありますが、マネーブレインは、その結果であり、現状さらに拡大してしまっている富の偏り、格差を良いものと思っていません。このため、私は、この「日経平均ETF戦略」を特定の人の富を増やすことではなく、多くの国民のために使いたいと考えています。

その方法として、将来、「日経平均ETF戦略」をファンド化することで、小口でも買い付けができるようにする一方、買い付け金額に上限を設けることで、国民の金融資産の底上げ、格差解消に大いに寄与していきたいと考えています。多くの国民の金融資産の底上げに貢献し、将来にわたって安心して生活できる世界を創っていく、これこそが当社の使命だと考えています。

私たちは力の限り、精一杯、多くの国民に貢献していくことをお約束し、その実現に努めてまいります。

マネーブレイン株式会社

代表取締役　白石定之