お客様本位の業務運営宣言

FIDUCIARY DUTY

マネーブレインの
お客様本位の業務運営宣言

金融庁の「平成26事務年度金融モニタリング基本方針(監督・検査基本方針)」において、フィデューシャリー・デューティーとは「他者の信認を得て、一定の任務を遂行すべき者が負っている幅広い様々な役割・責任の総称」と定義されています。

マネーブレインでは、フィデューシャリー・デューティーを“人として”の領域と捉え、「いかにお客様に対して誠実であり、正直であるか」だと認識しています。企業は営利を目的として経済活動していますので、利益を追求すること自体、否定するものではありません。ただ、その利益の求め方が、「お客様の利益よりも会社が良ければよい」という会社の“私利私欲”が優先されているのでは、という点が問題視されており、金融庁が金融業界に対して「真にお客様のニーズに応え、お客様の利益になる経営を行っているか」を問わなければならない状況にまで至っている現状が窺えます。

私たち マネーブレインは、会社の“私利私欲”を優先しない組織として立ち上がったIFA法人です。私利私欲に永遠の繁栄はありません。私たち マネーブレインは、お客様のことを本気で考え、コンプライアンスについて本質を理解し、規則であるルールを守ればよいというのではなく、人としてのプリンシプルベースで遵守することをベースに、その上で、誠実に、正直に、思い切り活動してまいります。この証券リテール業界において「誠実さ」「正直さ」で生きていった先にある、私たちの想像をはるかに超えた素晴らしい世界を楽しみに活動しています。「私たちの日頃の活動そのものがフィデューシャリー・デューティーである」、そのことを皆さまに堂々とお伝えしていける言行一致の姿を、マネーブレインは今後も継続してまいります。

平成29年9月29日
令和4年8月4日改訂
令和5年3月17日改訂
マネーブレイン株式会社

1.私たち マネーブレインは、お客様全体の最善の利益を追求してまいります

当社は、会社の利益を優先しない組織として立ち上がったIFA法人です。このことは当社の根本であり、お客様のことを考えて行動しているかを常に自らに問い続けていくということでもあります。私たちはお客様の利益よりも、会社の利益や株主の利益を優先することはありません。一方で、特定のお客様の利益を優先するということでもありません。お客様全体の最善の利益を考え、誠実に活動してまいります。

【具体的行動方針】
私たち マネーブレインは、月間の収益目標を掲げて、その達成のために邁進するという営業スタイルを取りません。
当社では「景気循環を捉え、悲観で買い、楽観で売る」を基本スタンスに、マーケットタイミングを計りながらご提案しているため、月毎に収益が大きく変動する構造となっています。当社では、お客様のことを考えたときに、それが当たり前と考えており、月毎の収益を安定化させようという考えをそもそも持っていません。目先の収益よりも、タイミングを計り、お客様の利益を第一に考えていくことが、お客様との信頼につながり、結果として会社の利益に繋がるものと考えています。

私たち マネーブレインは、株式上場いたしません。
当社が株式上場を志向しない理由は2つあります。1つが、資産運用を通して多くの方に貢献していくことに経営資源を注ぎたい、お客様のために時間をかけたいという想いです。もう1つが、会社の月毎の収益が大きく変動しようが、マーケットタイミングを計ってお客様の利益の最大化を考えご提案していくスタイルを貫こうとしたときに、非上場のほうが好ましいと考えるからです。

2.私たち マネーブレインは、お客様との利益相反について適切に管理してまいります。

当社は、誠実であり、正直であることを根本に置いています。このため、お客様との利益相反のおそれがある場合には、お客様に正確な情報を開示するなどして、適切に管理してまいります。

【利益相反管理体制】
内部管理責任者を利益相反管理責任者とし、利益相反のおそれのある取引を特定し、かつお客様の利益が害されないよう利益相反のおそれのある取引に対し適切に対処いたします。

3.私たち マネーブレインは、お客様にご負担いただく費用について、誠実に情報提供してまいります。

当社では、金融商品仲介業においてお客様にご負担いただく費用は、楽天証券が定める手数料等となっています。IFAが担当者となり対面でアドバイスをしていますので、担当者の付かないインターネット専用の取引と比較して、手数料体系が高くなっています。投資助言業においては、当社が定める投資顧問料となっています。
当社では、お客様から見てご負担いただく費用以上の付加価値がなければ私たちの存在価値はないと考えており、日々、付加価値の向上に努めています。私たちの付加価値分でもある、お客様にご負担いただく費用については、誠実にご説明してまいります。

【ご負担いただく費用】

<金融商品仲介業>

・国内株式・外国株式に係る手数料
楽天証券のIFA手数料 コースA

・投資信託に係る手数料
楽天証券のIFA用投資信託手数料一覧

・上記以外の金融商品(債券等)については、それぞれ手数料等が定められています。

<投資助言・代理業>

・投資顧問会員
契約締結前交付書面をご覧ください。

4.私たち マネーブレインは、金融商品・サービスに係る重要な情報について、分かりやすくご説明してまいります

当社は、ご提案する金融商品・サービスのメリットのみを強調することなく、デメリットについても控えることなくご説明してまいります。そのために、金融商品・サービスの仕組みや背景をわかりやすくご説明することを心がけています。仕組みや背景をご理解いただくことで、メリット・デメリットの把握もしやすくなり、ご理解も深まるものと考えています。また、お客様をフォローアップする体制についても構築しています。

【具体的な取組み】

<金融商品仲介業>

・ご提案についての説明
日経平均ETF戦略

・セミナーの開催
セミナー情報

・お客様へのフォローアップ
「お客様向けフォローアップミーティング」の開催など、お客様をフォローアップする体制を構築。

<投資助言・代理業>

・ご提案についての説明
日経平均ETF戦略

5.私たち マネーブレインは、お客様にふさわしいサービスを提供してまいります

当社は、「景気循環を捉え、悲観で買い、楽観で売る」を基本スタンスとしています。多くのお客様に共通する“増やしたいけど減らしたくない”というご意向を実現していくには、このスタンスが一番であると考えているからです。このため、当社のスタンスがお客様のお考えに合っているかを事前に十分にお話しさせていただくことが重要だと考えています。その上で、お客様との継続したコミュニケーションを大切にしながら、ふさわしいサービスを誠実に提供してまいります。

6.私たち マネーブレインは、「お客様本位の業務運営」を実現するため、社員に対する適切な動機づけの枠組みを整備いたします

当社は、社員に収益や特定の金融商品の販売に対するノルマを課すという考えを元々持っていません。社員にとって、日頃の活動が意識をしなくても「お客様本位の業務運営」になっていて、かつ意欲的に働けるよう、社員が良いと思うものを素直にお客様にご提案できる環境づくりを行っています。

7.私たち マネーブレインは、「お客様本位の業務運営」に係る取組状況を継続して公表してまいります

当社は『お客様本位の業務運営』の取組状況を客観的に評価いただけるよう、重要業績評価指標(KPI)として
「金融商品仲介業における業務委託報酬額の推移」
「金融商品仲介業における月末の担当資産総額の推移」
「金融商品仲介業における投資元本に対する損益率」
を公表しています。